Node-RED フローのバックアップ(書き出し)
ここでは、Node-REDのフローエディタで作成/変更したフローをバックアップする方法を2つ説明します。
1. フローファイルを手動でバックアップする
Node-REDを自動起動してしている際には、作成したフローはデプロイしたタイミングで、~/.node-red/flow_$(hostname).json という名前のファイルに保存されます。ファイル名の変更方法は、こちら(”自動起動されるフローファイル”)をご覧ください。
従って、~/.node-red/flow_$(hostname).jsonを 別名にコピーすることでその時点のフローファイルのバックアップができます。
例) hostname = gw15c1 とします。以下のコマンドで~/.node-red/flow_gw15c1.json.backupにバックアップできます。
フローファイルは、json というフォーマットのテキストファイルです。
2. フローエディタの書き出し機能を使って、フローファイルをダウンロードする
もう一つの方法は、Node-REDのフローエディタの書き出し機能を使ってフローファイルをダウンロードする方法です。
この方法の良いところは、Window PCから、VNC Viewerなどを使ってRaspberry Piなどをリモート操作をしている場合に、ダウンロードしたファイルがリモートしているWindows PC側のダウンロードフォルダに落ちることです。
複数台のPDHをWindows PCから管理している場合に、一元でバックアップできるのは魅力です。
では、手順を説明します。
① ブラウザのURL窓に、http://localhost:1880/と入力し、Node-REDのエディタ画面を開きます。
② Node-REDのエディタ画面が出てきたら右上の“黒字に白の三本線”をクリックします。
③ 出てきたポップアップメニューから“書き出し”をクリックします。
④ フローを書き出しの画面が出てきます。書き出し対象の「全てのタブ」を選択します。
⑤ “ダウンロード”をクリックします。”/home/pi/Downloads”のフォルダに”flows.json”というファイルが作成されます。
⑥ ファイルマネージャーを起動し、”Downloads”のフォルダを確認するとflows.json というファイルが出来ています。
このファイルのファイル名を変更してバックアップとして保存します。