GCPの課金情報の確認
このページでは、GCP(Google Cloud Platform)を使用することにより毎月請求させる金額の内訳を、csv ファイルにダウンロードして確認する方法を説明します。
該当月にどのくらいのCPUやメモリ、ストレージ、外部IPアドレスを使用していて課金されているのかが分かります。csv ファイルなので、EXCELでの集計も容易です。
また、無料枠で使用している場合には、使用した金額と同額がディスカウントで減額されているのが分かります。
ダウンロードしたcsvファイルは、”UTF-8”フォーマットですので、EXCELで開くときにそのまま開くと文字化けします。ひと手間かける必要がありますので、それも説明します。
1. 費用明細のダウンロード
GCP (Google Cloud Platform)のページにアクセスします。
① ダッシュボードをクリックしてダッシュボードの画面に移動します(最初からダッシュボードの画面に入った場合は次のページから始めてください)。
② 「お支払い」メニューの中から、「→ 請求の詳細を表示」をクリックします。
③ 「お支払い」メニューの「レポート」の画面に移動したら、右側のメニューから「期間」 請求月を選択します
(レポート画面でない場合は左側メニューで「レポートを選んでください)
④ 開始月を「2022年9月」に変更します(なっている場合はそのままで大丈夫です)。9月の費用が表示されます。
⑤ 左側のメニューから「料金明細」をクリックします。
⑥ 「料金明細」の画面に移動したら、請求先アカウントの費用が発生しているプロジェクトの頭の□にチェックを入れてください。
⑦ すぐ右上のダウンロードボタンを押してください。csv ファイルがダウンロードフォルダにダウンロードされます。
2. csv ファイルの確認
・ ダウンロードしたcsvファイルをEXCELで開きます。ただし、 ”UTF-8”フォーマットなので、そのまま開くと日本語が文字化けします。変換して開きます。
① EXCELの空白ブックを開きます。
② データタブを選びます。
③ テキストまたはCSVからをクリックします。
④ ポップアップメニューが開きますので、開くcsvファイルを選んで、インポートを押します。
⑤ 元のファイルが”UTF-8”で選ばれています。選ばれていない場合は、メニューから”UTF-8”を選んでください。
⑥ 日本語が文字化けしていないことを確認して、「読み込み」をクリックします。
読み込みが完了します。
3. 複数月の費用確認
① P3の「お支払い」の「レポート」画面で、「期間」の開始月を過去にすると終了月までの費用が集計されます。
② 初期状態ではグラフが「毎日」の費用で表示されています。「毎月」に変えると月単位での表示に変わります。
以上です。