電子工学と機械工学

CPS(Cyber Physical System)を考える場合、仮想空間(Cyber)と実空間(Physical)を円滑に繋ぐためには、電子工学や機械工学の知識が必須です。サーバー空間をソフト、フィジカル空間をハード、と称するならば、このページ(第8巻)で紹介する内容は、R-CPSのハードと言えるでしょう。

電子工学・機械工学の中で、R-CPSにとって直近で必要となる基本的な内容を、我々が行ってきた事例を交えて紹介します。

文字通りハードの分野では、工具や実際の電子部品が必要になります。電気テスターなら数千円、オシロスコープなら数万円、3Dプリンターでも10万円程度と安価になり、個人でも手に入れられるようになってきました。必要に応じて買い揃えられることをお勧めします。

また、電子工作・機械工作では、事故や怪我が無いように、十分注意して作業してください。