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Arduino IDEのPCへインストール
1. 概要
初めてR-MSM とPCを接続される場合は、まず「R-MSMのUSB-UARTブリッジドライバのインストール」を参考にしてドライバをインストールしてください。
ここでは、ドライバはインストール済みのものとして、① Arduino IDEのインストールと②インストール後の動作確認として、R-MSMとPCを繋ぎ、Arduino IDEのシリアルモニタにデータが出力されるかを確認します。
2. Arduino IDEのインストール
Googleで、「arduino ide」を検索すると、先頭に“Arduino IDE”が表示されるので、クリックして開きます。
開いたページの右側にある“DOWNLOAD OPTIONS”各OS毎のインストーラーのリンクが表示されているので、パソコンに合わせたインストーラーをクリックします。
すると、Arduino ソフトウェアの開発への寄付の呼びかけが表示されるので、賛同される方は、各寄付金毎のリンクをクリックし、寄付をしてください。
寄付なしでダウンロードするときは、“JUST DOWNLOAD”をクリックします。
次に、ニュースを購読するか聞いてきますので、購読されない場合は、”Just Download”を選択してください。
購読される場合は、emailアドレスを入力して、必要なチェックをいれて”Subscribe & Download”を選択してください。
ダウンロードが完了したら、エクスプローラでダウンロードしたファイルを実行してください。
インストーラーが起動するので、“同意する”ボタンをクリックします。
インストールするユーザーを選択する画面が現れるので、いずれかを選択し “次へ”ボタンをクリックします。
次にインストール先を確認する画面に切替わるので、“インストール”ボタンをクリックします。
インストールが始まるのでしばらく待機します。
この画面が表示されれば、インストールは完了です。
“完了”ボタンをクリックして閉じます。
このようなセキュリティソフトによるブロックの警告が表示された場合、“アクセスを許可する”を選択してください。
2. 環境設定
2-1.ボードマネージャーのURLを追加する
Arduino IDEで、R-MSMに搭載した「ESP32」に、1)スケッチ(プログラム)のアップロードや、2)シリアルモニタでデータのやり取りを行るため、以下の手順でArduinoIDEにボード情報を書き込みます。
Arduino IDEを開き、図の様に「File」→「Preferences」をクリックします。
赤のまるで括った部分をクリックします。
既にボードマネージャーのURLが登録されている場合は、下記の様に先のURL末尾に「;」を付けます。
続けて「https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json」を入力し「OK」をクリックします。
※ボードマネーシャーの登録が初回の場合は「https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json」のみ入力し「OK」をクリックします。
https://***_index.json;
https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json
環境設定画面に戻り、「OK」をクリックし設定を確定します。
OKを押した後、一度、Arduino IDEを閉じて、再度起動します。
2-2. IDEのESP32への対応方法
R-MSMは、マイコンとしてESP32を搭載しています。そのため、ES32のボード情報をインストールします。
「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」を開きます。
ボードマネージャーの画面が表示されるので、スクロールして、ESP32 by Espressif Systemsを探します。
見つけたら、「インストール」のボタンを押します。
画面右下のコンソールが以下のように表示されればインストール完了です。
2-3. シリアルポートとボードを設定
R-MSMをUSBケーブルでPCに接続します。
ドライバが正常にインストールされていれば、PCがUSB機器として自動認識し、シリアルポート番号が振られます。
以下の図の通り「ツール」→「ポート」→「COM*」の順にシリアルポートを選択します。
続いて、「ボード」→「esp32」→「ESP32 Dev Module」を選択します。
3. シリアルモニタで動作確認
「ツール」→「シリアルモニタ」を選ぶと、画面が分割され、下側にシリアルモニタが表示されます。
ボーレートを”1000000 baud”に選ぶと、R-MSMからのデータが表示されます。
シリアルモニタと表示されているすぐ下の窓には、R-MSMへのコマンドが入力できます。
“reset=true”と入力して、リターンを押してみてください。
R-MSMにリセットがかかります。