PDHにおけるデータ標準化と論理的な配置
PDHにおけるデータ標準化と論理的な配置はPDHの重要な機能です。
R-CPSでは、R-MSMセンサモジュールでデータを計測した時点からR-CPSで標準化したJSONフォーマットでPDHに対して通信を行い、PDH内部でJSONノードでパースする事でJavaScriptオブジェクトとして取り扱います。
PDH内のデータの流れは、このJavaScriptオブジェクトのプロパティをNode-REDノードを使って操作することによって分岐したり、特定の値を取り出したり、チャート表示するなどのコントロールを行います。
フォーマット比較
今回のセンサモジュールのようなデバイスを開発する事を想定した場合、候補として考えられるフォーマットはいくつかあります。下記の表はJSON, XML, CSV, Binaryの場合を比較したものです。
冒頭で述べた通りR-CPSではセンサデータの通信や保存でJSONフォーマットを使用していますが、これは他のフォーマットと比較して可読性が良いフォーマットでありながら軽量であること、R-CPSの処理の中心であるNode-REDと相性が良いことによります。