クラウドからのR-MSMのポート制御

1.概要

R-MSMを使ったR-CPS(Reconstructive basic system for Cyber Physical System)では、R-MSMに搭載したセンサもしくは外付けのセンサからPDH(Physical Data Hub)を介して、GCP(Google Cloud Platform)などのクラウドにデータを集め、データの解析等を行います。そしてデータ解析結果、現場の環境を変えた方が良いという結果が出た場合には、逆方向の信号制御(クラウド → PDH → R-MSM → 現場機器)を用いて、現場へアクションを起こすことが重要になります。例えば、ビニールハウス内の気温が上がりすぎたので換気を行うや水槽の酸素濃度が下がってきたので酸素の送り込み量を増やすなどです。

R-MSMには、汎用のGPIO(General Purpose Input/Output port)を設けており、このOutputポートを使って現場機器のON/OFFを制御することができます。

2. 内容

ここでは、クラウドからのR-MSMのGPIOの制御の方法、R-MSMからリレーを使ったモータの制御に関して説明します。

 1)  R-MSM のポート制御用コマンド

 2) クラウドからPDHを経由してR-MSMへのコマンド送信
   ・クラウドからのLEDの点灯/消灯実験

 3) クラウドからのモータON/OFF制御(くるファミモータ)