R-CPS ソフトウエア

R-CPSを使う際に関係するソフトウエアについてまとめました。それぞれの項目についてはインターネットや専門書をご覧ください

  1. OS関係

    Ubuntu(Linux), Windows。本システムでは基本的にはどちらを使っても同じようにシステム構築することが可能です。例えば、シリアル通信ポートのようにハードの設定に近い部分は、OS依存の場合が多いのでそれぞれお使いのOS(ハード)に合わせて設定を行ってください。

  2. ミドルウエア

    ・Node-RED

        本文内でも頻出するデータハンドリング必須のソフトです。データハンドリングが視覚的にとらえやすいので、システム開発を初心者でも行うことができます。これからは、ユーザ自身がシステム開発することが望ましいと考えています。

    ・Python

     データ解析に適した言語です。上記、Node-REDから呼び出すことも可能です。本システムで集めたデータを解析する場合などに最適です。

    ・OpenCV

        画像データから、機械式表示器(圧力ゲージ)の値の読み込み等、R-CPSでも使用しています。既存装置の表示を画像から数値(あるいは文字列)として読み込む際に便利です。   
     

  3. ハードの制御

    C言語系。マイコンの制御には必須のソフトです。本システムでもマイコンはESP32を使っています。Arduinoと同じ環境でプログラミング開発が行えます。インターネットに多くの事例が紹介されています。

  4. その他

・ターミナルソフト(TeraTerm等)。USBやBluetooth通信を介して送られてくるデータを直接確認するために、ターミナルソフトを使用します。Node-REDで指定するポートの確認や、データの内容が確認できます。

Tera Term(Windows用) ホームページURL :https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/

 ※Ubuntu(Linux)では、ターミナルソフトGNOME Terminal が標準装備されています。