MQTT によるデータ送受信
MQTTとは
GCP(Google Cloud Platform)とのデータのやり取り方法として、MQTT(Message Queue Telemetry Transport) を使用するのが処理が軽く、手順も簡単なのでおすすめです。もともとIBMが開発したシステムで、センサーモジュールがPublish(投稿)したデータを利用者がSubscribe(受信)するという方法です。従来、その間に入るブローカーを立ち上げるのに手間が必要で、外部のMQTTブローカーを利用するのが一般的でした。しかし、外部のMQTTブローカーを利用することは、セキュリティなどの観点から二の足を踏まざるを得ませんでした。
ここでは、外部のブローカーを使用するのではなく、GCP上にMQTTのブローカーを構築する方法を2種類紹介します。簡便さの点からは、Node-REDへAedes Brokerの導入をお勧めします。Node-REDを常時起動しないような場合は、mosquitto のBrokerの導入をしてください。
また、MQTTに限らず、組織等での仕様の際には、SSL/TLSなどのデータの暗号化に関してもご検討ください。