EXT I2C センサの接続方法
センサモジュールには、I2Cバス電圧レベル変換IC(PCA9306)に直結されたコネクタを使用して、外部I2Cセンサを直接接続することが可能です。各部品の位置、信号の配置等は、センサモジュールの仕様をご確認ください。
接続作業にあたっては、感電やセンサモジュールの破損防止のため必ず電源を切った状態(電池を外した状態)で行い、作業中の静電気の発生にも注意してください。作業終了後は、電源投入前に電源、GND、信号間にショートがないことをご確認ください。
外部I2Cセンサを有効にするには、センサモジュール表面にあるディップスイッチをデジタルモード(Mode-D)に設定します。
コネクタJ3には、I2CセンサのGND線、電源線(VREF2)、及び信号線(SDL2, SCL2)が接続されています(図11-1)。センサモジュールの初期設定では、VREF2がジャンパで内部電源3.3Vに接続され(図11-1の赤丸部分)コネクタより供給されますので、3.3V系のI2Cセンサが直結可能になっています。5V系のI2Cセンサを接続する場合は、ジャンパを取り外し、5V電源を外部から供給する必要があります。内部電源を使用しない場合は、電源線の配線を行わずGND、SDL2、SCL2のみ配線してください。
コネクタJ3(型番S4B-ZR-SM4A-TF、メーカーJST)及びJ11(同)との接続に使用する部品を表11-1に示します。
部品名 |
型番 |
メーカー |
仕様 |
ハウジング |
ZHR4 |
JST |
1.5mmピッチ |
コンタクト |
SZH-002T-P0.5 |
JST |
芯線0.08~0.13mm2、被覆外径0.8~1.1mm |
センサに電源が必要な場合には、J4電源端子が使用可能です。詳細については、10外部アナログセンサの接続をご確認ください。
外部センサ(I2C対応)増設を参考にしてください。
(コーディング等については、事例で開示)