モバイル運用
センサモジュールに電池を接続することで、モバイル運用が可能です。表3.1の接続タイプ2に相当します。リアルタイムフィードバック用のポートは未接続の使い方です。
今回センサモジュールと一緒に提供する電池はリチュームポリマ乾電池[3.7V, 400mAh]です。満充電の状態から、およそ4時間の連続運転が可能です。センサモジュールには充電機能はありません。充電は付属のUSB充電器をお使いください。
尚、電池の取り扱いを誤ると、発火等の事故に至る危険性がありますので十分注意してください。定電圧電源等、リチュームポリマ電池用の充電器以外を使って充電することは危険です。
電源ケーブル(コネクタ[型番 JST PH 2P ])を別途作成し、センサモジュールに外部から電源を供給して使用することも可能です。
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その際には、電圧[3.7V~5.0V], 電流[100mA以上]の電源をお使いください。
また、商用電源(AC100V)用のUSB電源を使った連続運転や携帯電話用のUSB電池を使った長時間運転も可能です。USBポートに電源ケーブル(通信ケーブル)を接続してください。USBバッテリーによっては、このセンサモジュールの様に消費電力が微小の場合、モバイルバッテリーの保護回路が働き電力供給を止めてしまうので使えないものがありますのでバッテリー選定にはご注意ください。IoT機器対応モバイルバッテリーをお勧めします。
下の写真は、携帯用USB電池(20,000mAh)を接続した事例です。計算上は8日間以上の連続運転が可能です。
データハンドリングの方法は、第4章と同じです。